2012年09月12日

蓋を開けたら・・・

ドラムからデフオイルが滲んで、ホイールに染み出ている100系ハイエース。
100系ハイエースの定番修理でしょうか?
このオイル漏れ、走行距離が結構多くなってくると必ずといっていいほど漏れる。
今回も走行距離が25万キロ越えなので、定番修理じゃんと思い修理に入るのですが、両方オイル漏れていますが左が尋常じゃない漏れかたしています。
とりあえず、まず洗います。
高圧洗浄ガンで、バンバン洗い流します。
そうすると、何か違います。
このクルマ、オイル漏れで気づかなかったんですがどうもごっそり新品に部品が換わっていました。
この時点で嫌な予感が・・・
シャフト外す前に、ABSロータの位置を確認しますが、どうも左側はおかしいです。

蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・

シャフトを外して更に見てみますと、左側の部分カラーが奥に入りすぎています。
これでは、シールとフィットしないため漏れてもしょうがないですね・・・・
何故このような事になったかは不明ですが、とりあえず正規の位置に組み付けます。
まず、カラーを削り、タガネチョップ、ABSロータを削りタガネチョップの繰り返しです。

蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・

ABSロータ取れましたらプレスで攻めます。
SSTを装着して外す。
プレスで押していくと爆音とともにベアリングはずれました。
グイグイグイグイ行きます。
外してみるとわかったのですが、どうもシャフトの太さが違います。
ベアリングとシールも違います。
調べていくとわかったのですが、どうもシャフトを換えるとこれらの付属部品全て交換するみたいです。

蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・

今回は時間もないので、一度新品に交換しているので問題なく使えると踏んで組み付けます。
これまた、プレスでグイグイいきます。
このプレスでグイグイは、けっこう重要です。
一発目のベアリング・カラーは最後まで入れれば良いのですが、次のABSロータ・カラーは位置がありますのでだいたいの場所をき決めクルマに借りず付けしながらつけていきます。
ミスは許されません。
この部分がこの作業の一番の見せ場です。
とりあえず、つけましたが二度目にして納まりました。

蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・

両方を組み付けたらリアブレーキのエア抜きをしデフオイルを確認します。
少し少なかったので補充しときました。

蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・蓋を開けたら・・・

今回作業ミスがあったのは間違いありませんが、一歩間違えると自分もと思うと気が引き締まります。
ミスというのは、当たり前ですがしたくてするのではないです。
だからこそ、気お付けないと駄目ですね。









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