2011年11月05日
ヴァナゴンT3シリンダヘッドボルト取り外し
昨日の続きになりますが、ヴァナゴン水漏れ修理です。
車両をリフトアップしてみましたが、やはりシリンダヘッドからの水漏れしています。
水平対向エンジンのため左側の3番、4番シリンダーのほうです。
ヴァナゴンの場合右から1番2番左に行って3番4番シリンダーになるみたいです。
ポルチェはその逆で左から1番、2番右に行って3番4番シリンダーになるするみたいです。



ここで問題です。エンジンを降ろしてヘッドボルトを交換するのか、それともシリンダヘッドを片側のみ交換するのか悩みますが、
実はシリンダヘッドボルトをエンジン降ろさずばらした石川のツワモノ知ってますので私もそちらでチャレンジすることに。
金銭的な理由もありますしね。
しかも、その時も左側のバンクのボルトが折れていた気がしましたので・・・
ここで石川のツワモノに連絡を取り、アドバイスをもらい作業に取り掛かることにします。
その節は、本当にありがとうございました。
ヒートガン、アストロという二つのキーワード最高にヒットしました。
初めてやる車なので、どちらにしろ資料から入手しなければなりません。
まず、有名どこからせめて行きたいと思いますが、ヘインズとベントレーどちらにしようかと思いましたが、総ページ数が多いほうのベントレーを購入することにします。
金額的には、1諭吉位するのですが、屁の河童です。


手に入れた資料を開けると、やっぱ見慣れていないので全然はじめはわかりません。
digifant、digijet,aircooledの三つの分野に分かれていまして、それが何を意味するのか理解するのに時間が・・・・
ちなみにこの車は1990年なのでdigifantシステムです。
ベントレー資料からいきますと、点火順序は1-4-3-2です。
クランクとディスビにマークがありますのでそれに合わせれば一番圧縮上死点でます。
クランクをもう半周廻せば4番に行きます。
愛のマークはないので、クランクプーリに定規をあて何とか愛のマークひいてください。
そんな感じで、2周まわせばワンサイクルです。
まあ、コレ簡単に書いてますけど、後でわかったんですけどね・・・
コレだけ理解するのに、夜な夜なパソコンの前で翻訳作業・・・
実に肩こりました・・・
まあ、それもいい経験ですね。30ページはなんちゃって翻訳しましたよ。
交換に差支えがあるマフラーなどを外していきますが、コレがまた錆びすぎで緩みません。
古い車特有ですね。
全て酸素で火あぶりの刑にしてあげました。
真っ赤になってちょうどいいテレ具合になったとこをバイスプライヤでつねって廻します。
はっきりいって、ナットの原型は有りませんので全て交換します。
大変なんです、錆びてるのは・・・
でも緩むことが出来れば新しく生まれ変わるのでいいのですが・・・

次にシリンダヘッドを降ろすためにヘッドを固定しているナットを外し、
ロッカーアーム、プシュロッドを外しヘッド降ろします。
ここで発覚ですが、やっぱりヘッドボルト折れていました。
おそらく構造上の問題で折れるのだとやっと理解できました。
お客様に言われたときはなぜにと思いましたが、
ヘッドボルト、コレだけ冷却水に漬かっていれば腐食して折れても仕方ありません。
年がら年中暑くなったり寒くなったりボルトも大変です。いくらステンレスでも折れますね。
しかも長くて細いとくれば、なおわかります。



このままの状態ではどちらにしろ工具外れませんので、ピストンがおさっまっている筒(ライナー)外します。
次にボルトを外すのですが、一本緩めて思ったのですが、折れそうな感じがもろ指に伝わってきます。
このままでは、まず無理と思い、先ほどのキーワードの一つヒートガンを加工して使います。
長い長いお鼻で、超強力なスペシャルホットな鼻息でボルトをあぶり緩めていきます。



コレでも緩まない時は、油をボルトに注ぎボルト先端をハンマーで叩いてやると緩みやすいですよ。
でも、折れても文句言わないで下さいね。
ここは、自己責任でお願いします。
本当に折れそうですから・・・



全て取り外し終わりました所で今日は終わりにします。
また、今度にして今日は寝ます。
おやすみなさい・・・
お車点検、車検修理依頼お待ちしています。
053-592-1402
車両をリフトアップしてみましたが、やはりシリンダヘッドからの水漏れしています。
水平対向エンジンのため左側の3番、4番シリンダーのほうです。
ヴァナゴンの場合右から1番2番左に行って3番4番シリンダーになるみたいです。
ポルチェはその逆で左から1番、2番右に行って3番4番シリンダーになるするみたいです。
ここで問題です。エンジンを降ろしてヘッドボルトを交換するのか、それともシリンダヘッドを片側のみ交換するのか悩みますが、
実はシリンダヘッドボルトをエンジン降ろさずばらした石川のツワモノ知ってますので私もそちらでチャレンジすることに。
金銭的な理由もありますしね。
しかも、その時も左側のバンクのボルトが折れていた気がしましたので・・・
ここで石川のツワモノに連絡を取り、アドバイスをもらい作業に取り掛かることにします。
その節は、本当にありがとうございました。
ヒートガン、アストロという二つのキーワード最高にヒットしました。
初めてやる車なので、どちらにしろ資料から入手しなければなりません。
まず、有名どこからせめて行きたいと思いますが、ヘインズとベントレーどちらにしようかと思いましたが、総ページ数が多いほうのベントレーを購入することにします。
金額的には、1諭吉位するのですが、屁の河童です。

手に入れた資料を開けると、やっぱ見慣れていないので全然はじめはわかりません。
digifant、digijet,aircooledの三つの分野に分かれていまして、それが何を意味するのか理解するのに時間が・・・・
ちなみにこの車は1990年なのでdigifantシステムです。
ベントレー資料からいきますと、点火順序は1-4-3-2です。
クランクとディスビにマークがありますのでそれに合わせれば一番圧縮上死点でます。
クランクをもう半周廻せば4番に行きます。
愛のマークはないので、クランクプーリに定規をあて何とか愛のマークひいてください。
そんな感じで、2周まわせばワンサイクルです。
まあ、コレ簡単に書いてますけど、後でわかったんですけどね・・・
コレだけ理解するのに、夜な夜なパソコンの前で翻訳作業・・・
実に肩こりました・・・
まあ、それもいい経験ですね。30ページはなんちゃって翻訳しましたよ。
交換に差支えがあるマフラーなどを外していきますが、コレがまた錆びすぎで緩みません。
古い車特有ですね。
全て酸素で火あぶりの刑にしてあげました。
真っ赤になってちょうどいいテレ具合になったとこをバイスプライヤでつねって廻します。
はっきりいって、ナットの原型は有りませんので全て交換します。
大変なんです、錆びてるのは・・・
でも緩むことが出来れば新しく生まれ変わるのでいいのですが・・・
次にシリンダヘッドを降ろすためにヘッドを固定しているナットを外し、
ロッカーアーム、プシュロッドを外しヘッド降ろします。
ここで発覚ですが、やっぱりヘッドボルト折れていました。
おそらく構造上の問題で折れるのだとやっと理解できました。
お客様に言われたときはなぜにと思いましたが、
ヘッドボルト、コレだけ冷却水に漬かっていれば腐食して折れても仕方ありません。
年がら年中暑くなったり寒くなったりボルトも大変です。いくらステンレスでも折れますね。
しかも長くて細いとくれば、なおわかります。
このままの状態ではどちらにしろ工具外れませんので、ピストンがおさっまっている筒(ライナー)外します。
次にボルトを外すのですが、一本緩めて思ったのですが、折れそうな感じがもろ指に伝わってきます。
このままでは、まず無理と思い、先ほどのキーワードの一つヒートガンを加工して使います。
長い長いお鼻で、超強力なスペシャルホットな鼻息でボルトをあぶり緩めていきます。
コレでも緩まない時は、油をボルトに注ぎボルト先端をハンマーで叩いてやると緩みやすいですよ。
でも、折れても文句言わないで下さいね。
ここは、自己責任でお願いします。
本当に折れそうですから・・・
全て取り外し終わりました所で今日は終わりにします。
また、今度にして今日は寝ます。
おやすみなさい・・・
お車点検、車検修理依頼お待ちしています。
053-592-1402
Posted by ヌーク at 04:49
│外車 エンジン