2011年05月29日
(続)水漏れ修理/toyopet crown
面研から帰ってきたシリンダヘッドですが、昭和40年製少しホコロビがみえます。

シリンダヘッドがアルミのためウォータジャケットに少し腐食が見られます。



他は、特に虫食いなどありませんので組み付けていこうと思います。
まず、インレットマニホールドとエキゾーストマニホールドをつけます。

灯油漬けにした、シリンダヘッドボルトを一本ずつワイヤブラシでゴシゴシしました。
かなり大変でしたが、いい感じに仕上がりました。
誰にもいえない地味な作業です・・・
なので、ここで言わせてもらいます。



新品のシリンダヘッドガスケットをのせ、ヘッドを載せます。


ロッカーアームを組み付け、ウォータラインを組み付けていきたいと思います。

通常ここで、冷却水をいれ完成といくところなのですが、
水を入れていくとなぜか、どこからともなく「ジョボジョボ」・・・
空気が抜ける音です。
見てみますと、ありえません。
シリンダヘッド、ブロック隙間から水が漏れてきます。
チョロ・チョロですが、エンジンをかけていないのにこの状態非常にいけてないです。
また、取り外し何がおかしいのか点険します。
何もなければ、特に疑問ににも思わなかったんですが、よくみてここはという点を上げていきます。
1.シリンダヘッド表面のウォータジャケットの腐食

シリンダヘッドとウォータジャケットとの幅が少ないので、この腐食部分から水が漏れるのでは?
2.シリンダヘッドとブロックの歪
3.シリンダヘッドガスケット

ヘッドガスケットキット裏の説明文から訳しましたが、英語嫌いのため三日かかりました・・・
なんて書いてありますと、簡単にですが、
0.051ミリを超える時面研してくださいとか、
面研をするにも1.0ミリ~2.5ミリの範囲でとか
ボルトにオイルを塗ってとか、
ヘッドガスの素材についてとか、
はっきり言ってたいした事が書いてありませんでした・・・
もう一回ヘッドガスをよく見る事にします。


このヘッドガス純正と比べると凄い薄いのです。
新品のヘッドガスですので、そんなことはと思うのですが、純正は厚いです。
倍とはいいませんが、薄いです。



シリンダ・ウォータジャケットの部分のシールがせこいです。
純正はこの部分、銅でばっちり保護されています。
この3点の疑問を解消していきます。
シリンダヘッドを再度自分知っている信頼の業者さんに見てもらうと、これぐらいでしたらと特に問題はなくいとのこと。
次に歪ですね。
ストレートエッジとシックネスゲージで隙間を再度測定です。
シリンダヘッド;歪なし(面研してもらってあるが始めての業者サンなので再度測定させてもらいました)
シリンダブロック;多少の歪があるがそこまで酷いものでも
最後にヘッドガスです。
今、現状私が探し出せたヘッドガスはこれ1枚しかありません。
おそらく、ヘッドガスのシール性をあげれば、うまくいくのでは・・・
全て仮定です。
実際ここまで考えをまとめるのにかなり時間がかかりました。
M型の中古のエンジンも探しましたし、
シリンダヘッドのウォータジャケットの腐食を修理してくれる神業的な業者も探し
、ヘッドガスも型から起こし、作ってくれる業者も探しました。
何をやるにも、お金が凄くかかります。
ただ、諦めたくはないです。
結局、最終的にはある手段を行って修理完了しましたが時間が来たのでこのお話は次回します。
シリンダヘッドがアルミのためウォータジャケットに少し腐食が見られます。
他は、特に虫食いなどありませんので組み付けていこうと思います。
まず、インレットマニホールドとエキゾーストマニホールドをつけます。
灯油漬けにした、シリンダヘッドボルトを一本ずつワイヤブラシでゴシゴシしました。
かなり大変でしたが、いい感じに仕上がりました。
誰にもいえない地味な作業です・・・
なので、ここで言わせてもらいます。
新品のシリンダヘッドガスケットをのせ、ヘッドを載せます。
ロッカーアームを組み付け、ウォータラインを組み付けていきたいと思います。
通常ここで、冷却水をいれ完成といくところなのですが、
水を入れていくとなぜか、どこからともなく「ジョボジョボ」・・・
空気が抜ける音です。
見てみますと、ありえません。
シリンダヘッド、ブロック隙間から水が漏れてきます。
チョロ・チョロですが、エンジンをかけていないのにこの状態非常にいけてないです。
また、取り外し何がおかしいのか点険します。
何もなければ、特に疑問ににも思わなかったんですが、よくみてここはという点を上げていきます。
1.シリンダヘッド表面のウォータジャケットの腐食
シリンダヘッドとウォータジャケットとの幅が少ないので、この腐食部分から水が漏れるのでは?
2.シリンダヘッドとブロックの歪
3.シリンダヘッドガスケット
ヘッドガスケットキット裏の説明文から訳しましたが、英語嫌いのため三日かかりました・・・
なんて書いてありますと、簡単にですが、
0.051ミリを超える時面研してくださいとか、
面研をするにも1.0ミリ~2.5ミリの範囲でとか
ボルトにオイルを塗ってとか、
ヘッドガスの素材についてとか、
はっきり言ってたいした事が書いてありませんでした・・・
もう一回ヘッドガスをよく見る事にします。
このヘッドガス純正と比べると凄い薄いのです。
新品のヘッドガスですので、そんなことはと思うのですが、純正は厚いです。
倍とはいいませんが、薄いです。
シリンダ・ウォータジャケットの部分のシールがせこいです。
純正はこの部分、銅でばっちり保護されています。
この3点の疑問を解消していきます。
シリンダヘッドを再度自分知っている信頼の業者さんに見てもらうと、これぐらいでしたらと特に問題はなくいとのこと。
次に歪ですね。
ストレートエッジとシックネスゲージで隙間を再度測定です。
シリンダヘッド;歪なし(面研してもらってあるが始めての業者サンなので再度測定させてもらいました)
シリンダブロック;多少の歪があるがそこまで酷いものでも
最後にヘッドガスです。
今、現状私が探し出せたヘッドガスはこれ1枚しかありません。
おそらく、ヘッドガスのシール性をあげれば、うまくいくのでは・・・
全て仮定です。
実際ここまで考えをまとめるのにかなり時間がかかりました。
M型の中古のエンジンも探しましたし、
シリンダヘッドのウォータジャケットの腐食を修理してくれる神業的な業者も探し
、ヘッドガスも型から起こし、作ってくれる業者も探しました。
何をやるにも、お金が凄くかかります。
ただ、諦めたくはないです。
結局、最終的にはある手段を行って修理完了しましたが時間が来たのでこのお話は次回します。
Posted by ヌーク at 14:11
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