2011年02月17日

AFSランプ点灯

三菱ギャランフォルティス。
縁石にぶつかり走行不能になる。
積載車で車を取りに向かったのだが、車を見るとハンドルが空回りしている感じがする。
何とか車に積み工場のほうへ。
メータ内に「AFS! 販売店に連絡」 妙な警告が。
おそらく、事故による影響だと思われる・・・

AFSランプ点灯

リフトにあげ、車を点検すると 「折れてます」

ギアボックス破損

ステアリングギアボックスのギアが折れています。
これが、ハンドルが効かなくなった原因なのは、誰もが想像つきますね。
そうとう強い衝撃だったのだろうか。
一応、外したギアボックス分解してみます。

分解

ステアリングギアボックスのほう、交換しランプ点灯の原因へ。

ちなみに、[AFS] とは何と言う人のために

AFS [アダプティブ・フロントライティング・システム]

夜間走行時、カーブなどでステアリング操作に連動して曲がる方向の補助灯を点灯させ、車両の進行方向を照らし出す装置。

ライトをつけ、ハンドルを切ってみます。
ライト点灯しません。
診断機を使い、点検するといくつかコードがはいっていました。

AFSランプ点灯AFSランプ点灯

一つはエアバックの配線切れともう一つはステアリングセンサの異常コードです。
配線切れはわかりますので、診断機を使いステアリングセンサの点険へ。
AFSの項目を選択してデータモニタの値を見ますと、

データモニタ

[6143.5deg] ありえない数字を示しております。

ステアリングセンサの故障に間違いありません。

ちょうどこの二つの部品同じところについていますので同時に交換します。

エアバック、ステアリングをはずすとエアバックの配線がでてきます。

ステアリング外すエアバック配線

エアバックの配線をはずし、分解。

エアバック配線

切れています。使い物になりません。

次にライトスイッチを取り外していきます。この裏にステアリングセンサついています。

ステアリングセンサステアリングセンサ

センサとエアバックの配線をつけ、トラブルコードを消去することに。
エアバックのコードは消去できたのですが、AFSのコードが消去できません。
データモニタで再確認することに。

データモニタ

ハンドル角は正常にもどったのですが、どうやら初期化が必要らしい。
初期化のほう実施し、再度点険。

AFSランプ点灯

ようやく正常に戻り、トラブルコードを消去しライト周りの確認。

納車しました。












タグ :AFS

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