オレと親父の整備記録

今回、入庫のこのバイク。
名前は、GrassTracker(グラストラッカー）。

一昔の話になるが、１９９０年代後半から始まったトラッカーブームの波に乗るために2000年Suzukiから発売された。
空冷４サイクル４バルブSOHC単気筒エンジン。
セル始動以外キックを採用。
小ぶりのタンクにワイドハンドル・フラットシート。
ノーマルなのにカスタムっぽいのが話題を呼んだ。
販売当初は、かなりの反響を呼んだのではないだろうか。
この小ぶりのタンクなどは、当時、結構話題を呼んでいた。
2001年には、キックが廃止しされているため、このバイクは2000年モデル。
現在は、インジェクションに変更され今も販売されている。

10年前のバイク今回何をやるかというと、乗らずに置いとくと、ガソリンがキャブレターからボタボタ垂れてしまう。
キャブレターの中のフロートが悪いと思うのだが、一緒に中のジェット部品も清掃することに。



ばらしてみると、さすがに十年選手、フロートもガソリンでつかりきっている。



細かい部品なので慎重にばらし掃除し組み付けて修理は完了した。

さびしいが、使い捨てのこの時代。

このように大切にしてくださるオーナーさん。

嬉しくなる。